デザイナーズマンション最近の傾向

機能性と住み心地だけでなく、
趣味も楽しめる住環境

オシャレな空間

最近のデザイナーズマンションは、おしゃれなだけではありません。 生活導線を考えた設計や、心地のよい風・空間を明るくする太陽光で気分よく過ごせるように工夫しています。 また、音楽演奏ができる防音設備のある部屋、借景を楽しめる和室のお部屋など、個性的なコンセプトを持ったデザイナーズマンションも 出てきました。さあ、最近のデザイナーズマンションの動向を探っていきましょう。

【オーダーメイド】

使い勝手に関してはそれほど良くないイメージのあるデザイナーズマンションですが、 最近ではフルオーダーのマンションも出てきました。 従来のマンションでもある程度は選択の幅がありましたが、決められた枠の中でしか 選ぶことが出来ませんでした。 ですがフルオーダーのデザイナーズマンションは、水廻りやコンセントの位置といった 細かい部分に至るまで変更が可能なものがあります。 家族構成よって間取りを変更したり、予算に応じて占有面積を増減させたり、といった 自由度の高い変更もできます。 人が生活するために、人が住みやすいように作るのが住まいの本来の在り方のはずです。 デザイン重視のデザイナーズマンションでありながらこうした発想を実現する物件に、 これからは注目が集まりそうです。

【周辺外観との融合】

デザイナーズマンションに見られる工夫のひとつとして、周辺環境にも配慮した デザインの住宅作りが挙げられます。 幹線道路沿いの交通量の多い地域では通行車と人というふたつの視点を考慮し、 走っている車から見た場合と、歩いている通行人から見た場合を考えられた構成や 空間作りに配慮したマンションもあります。 海岸近くのマンションなら景色を楽しめるよう、すべての部屋に窓を配置することで どの部屋からも海の景色を楽しむことができる、などの工夫がなされていたりします。 多様化するライフスタイルや価値観に合わせて、周囲の環境との融合がこれからの デザイナーズマンションにもどんどん取り入れられていくことでしょう。

【充実した設備】

普通のマンションでもデザインや間取りはそれぞれ違いますが、主な設備や仕様は どれも大きな違いはありません。 しかしデザイナーズマンションは見た目だけではなく、設備面でも個性を発揮でき、 充実したラインナップでそれぞれに合わせた豊かな生活を演出します。 例えば家族が多く食事で使う食器類がかなりの量になるため洗い物がたいへんな方は、 あらかじめ食器乾燥機をキッチンに設置することが出来ます。 水道水が気になる人には最初から浄水器を付けることも出来ます。 また、逆に不必要な設備は取り除き、必要なものだけをオーダーすることによって、 購入金額を下げることのできるタイプのマンションもあります。 デザイナーズマンションの種類も増えてきているので、自分の趣味、生活に合った 設備のある物件もみつかりやすくなってきています。