デザイナーズマンションのデメリット

事前にデリット把握して、
後悔のないマンション選びを。

デザイナーズマンションのデメリット

どのような、物件にも必ずデメリットはついてきます。事前に把握して、後悔の無いマンション選びをしましょう!

【家賃・販売価格の高さ】

デザイナーズマンションは購入するにしろ、賃貸するにしろ、デザイン面でコストが かかっているため、その分金額が高額になる傾向があります。 都心から離れた場所にあったり、周辺の環境に恵まれていなかったりする場合でも、 立地条件のわりに高い値段がつけられている場合が多いと言えます。 また、建築家によって異なる作りとなるためオリジナル性が非常に高く、似たような マンションを見つけて比較の対象にするというのも難しいでしょう。 したがって、その家賃が本当に適正価格なのか、高すぎるのかは判断しにくいと言えます。 家賃が高いということはオーナー側から見たらメリットのようにも思えますが、 家賃の高さが原因で借り手のつかない、という物件もあるのが現状です。

【修繕費用】

一般のマンションと比較して、デザイナーズマンションはデザイン面を追求した 建物ですので、耐久性にはそれほどコストをかけていないところもあるようです。 よく見られるコンクリートの打放しの壁は壁面塗装がされていないので、雨や直射日光の 影響を受けやすく色褪せやすいため、こまめなメンテナンスが必要となります。 修理周期が短い分それだけ修繕費がかかるのですが、さらに普通のマンションに比べて 1回の修繕費そのものも高額になります。 デザイン性ばかりを重要視した住宅は、維持費も相当な金額になる場合もありますので、 見た目のデザインだけに注目するのではなく、修理の手間がどれだけかかるか、 というポイントも物件選びの基準のひとつといえます。

【生活導線・機能性の悪さ】

物件のコンセプトによりますが、デザイナーズマンションの中には、おしゃれを重視しすぎて生活導線の悪い物件もあります。 キッチンが不便な位置にあったり、洗濯機置き場から離れた場所に物干し台があったり、物件を見に行ったときにはかならずそこで生活するイメージを膨らましてみることが大切です。 また、これもよくある話なのですが、デザイナーズマンションで時々見かけるコンクリート打ちっぱなしの建物は、夏は暑く冬は寒いと言われています。
夏場にクーラーをつけたとしても、ほとんど効果はなく、冬場に暖房をつけた場合、外との寒暖差で結露が多く発生します。ただし、外断熱RC住宅の場合は断熱材で覆われているために、コンクリート打ちっぱなしでも快適に過ごすことができますので、事前に確認することが大切です。